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↑「生活散歩 vol.64 第10回食彩の憧憬」 でご紹介いただきました。
編集部の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
・生きた『かに』にこだわる三国の人の心意気・
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三国港の越前がには、皇室に献上されることもあるほど、味に定評がある。 おいしいのは、暖流と寒流がぶつかるところに漁場があり、 エサのプランクトンや小魚、甘海老が豊富なため。 また、漁場が近いので日帰りの漁ができ、 生きたまま持ち競りに出せるのも味のよさに繁がっている。 だから、三国の人は、生きたかにを提供することにこだわる。 荒川さんは軽トラックの荷台に海水とエアーポンプを入れた水槽を用意し、 競り落としたものをすぐ運び込めるようにしているという。 「越前がには、値段が高い。だから、わざわざ足を運んでくださるお客さんには、 できるだけ、おいしい状態で食べてもらいたいんです。 アツアツで食べる贅沢は、ここでしか味わえませんよ」 満足そうに食べる客の様子を見て、荒川さんもまた満足げな表情をした。 おいしいと言われるのが、何よりうれしいのだ。 荒川さんは、大阪でサラリーマンをしていたが、 その後、料理屋で板場修行をし、三国に戻ってきた。 「かにがあったから帰ってきた」のだ。 両親が営んできた民宿を越前がに中心の店に変え、 インターネットで通信販売を始めた。 インターネットのおかげで、越前がにの名前は、全国に広まった。 「かには商売になると思って始めたんだけど、 漁獲量は安定しないし、なかなか難しい。でも、こだわりを持ち続けていきたい。 そうですね。やっぱりかにが好きなのかもしれない」 東尋坊の荒波が砕ける音を聞いて育った若主人は、 ちょっと恥ずかしそうに笑ってみせた。 「生活散歩 vol.64 第10回食彩の憧憬」 特集記事より一部抜粋 |
・「生きた越前がに」を扱います・
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